特殊ねじ製造のPOINT

自動車向けのピンです。同業社様から『トリミングマシンが老朽化でオーバーホールすることもできなくて困っている。朝日さんで一貫して作ることはできないか？』とご相談がありました。

正直悩みました。現行の製品は頭部小判形状を二面抜き加工で製作していたようなのですが、今回の場合は数量・価格から考慮して量産に強いフォーマーでの加工が必須条件。となると、頭部小判形状の加工が全面トリミング加工になってしまうため、二面抜き加工と比較して4M変更が生じ、外観が変わってしまうことが懸念されたからです。

しかしながらそこは弊社が六角トリミングで鍛えたノウハウを発揮！金型に一工夫を凝らした結果、綺麗に仕上げることができました。